新作・試作品１号

ブッシュクラフトの話題が続いたので、久しぶりに金工です。

これからの時期、森に入ることが多くなります。そんな時あると便利なのがナイフ、なんだけど、まともなの一本も無い。と言うわけで、自分用に作ってみた。

↓↓↓↓↓　これ　↓↓↓↓↓

　

刃渡り１３ｃｍ、全長２５ｃｍ、材料費：０、制作費：雑炭４Ｌ+汗と根気

鋼材は車庫の棚から出てきた古いスウェーデン製の金属やすり。柄と鞘は庭から切ったサクランボの木。

切れ味は？？切れますよ～、直径３ｃｍくらいの枝だって一振りです、産毛だって剃れます。
デモね、焼きがちょっと硬すぎ、あと柄も、もう少し太い方が良いかな。ひと夏使って様子見ます。

おそらく小刀

クリスマス前ですが、メキシコ人の親友へのバースデーギフト用に、小刀を作ってみました。

焼きがチョットあまめですが、とりあえず仕上がり、喜んでもらえたので良しとします。

 

刃文も少し出ました。↓




 

桔梗隼光作 玉鋼デスクナイフ

私のブックマークには、読むのが日課になっているブログがいくつか入っています。そのうちの一つが『隼光作刀日記』。このブログは、刀鍛冶仕事を通じて、日々の出来事を綴っているブログです。

作刀というなかなか見ることの出来ないその様子を、インターネット経由でですが見ることが出来、とても興味深い内容になっています。

で、このブログでは先ほど、アクセス50000件記念のプレゼント企画があり、応募して見たんです。そうたらなんと、玉鋼デスクナイフに当選してしまいました。

これが昨日届いたナイフです↓


裏はこんな感じ↓


肥後守式の折りたたみで、柄は煤竹と黒檀。刃は、表がヤスリ目に竹をたがね彫り。裏は、のたれ波紋が出ています。

表、ヤスリ目に竹


裏＞波紋はのたれ


写真では伝わりづらいのですが、この波紋、地刃、とても美しく、特に波紋は不思議なもので、見れば見るほどいろいろなものが見えてきます。
私は刀剣愛好家のように波紋が云々言えるほど詳しくは無いので、専門的な表現や感じ方は出来ません。でも自分なりに感じると、『渓谷を流れ落ちる渓流』を思い起こさせられます。そんなことを思いながら鑑賞していたら、昔よく釣りに行った故郷の渓流を思い出し、少しホームシックになってしまいました。

キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!

桔梗隼光刀匠からの小包が届きました。
ヘルシンキの税関を通過してから四日もかかってます。なんでだろ？？でも届きました。

え？何が届いたかって？

それはまだ内緒、明日写真を混ぜてゆっくりと報告します。

しらがき小刀

『しらがき』という物をしってますか？白引きとか白書きとも呼ばれるもので、木工で使う線を引く道具。

いま色々と木を加工することが多くなって、「あればなー」という状況が出てきたので、作っちゃいました。
↓↓↓↓これ↓↓↓↓


切れなくなった金工やすりを焼きなまして鍛造。焼き入れ、焼きなましをした後、研ぎをかけて完成。
普通しらがきはこんなに尖らせて作らないのだけど、小刀としても使えるように、こんな感じで仕上げ。

これで線を引くと、鉛筆線とちがってノコギリで切った時に、線がシャキッとするんです。